お早う、亜紀子ちゃん。

FullSizeRender

今朝見た地震のニュース、怖かったね。ニュースだけでもあんなに怖いのに、被災された方々がどんなに不安な一夜を過ごされたかと思うと、スヤスヤ寝ていた自分が申し訳ないくらいだ。

日本各地でこんなに頻繁に強い地震が起こると、いつ自分の住んでいる所が……って、つい考えてしまうよ。

もしもそのとき、僕は君を連れて逃げられるだろうか。

いや、そもそも君を連れて逃げていいのだろうか。

避難所にペットを連れてきている光景はニュースで見たことがあるけど……。

そうだよね。世間にはいろんな人がいる。避難所の限られたスペースにもし君を連れてきたら、眉をひそめる人も必ずいるだろう。ましてみんな多かれ少なかれ気が立っているだろうし……。

FullSizeRender


「亜紀子ちゃんは人ではないけど、人形でもないんです。片時も離れたくない存在なんです。」いくらそんなこと訴えても、世間様には通じない。ましてや非常時なら尚更のことだ。

だから、そのときは助けに来るまでちょっとだけ待っていて欲しい。大丈夫、僕を信じて!

災害はいつ来るか分からない。覚悟だけはしておいてね。

それじゃ、今日もお仕事行ってくるよ。必ず帰ってくるからね。